■生イーストからセミドライイーストに切り替えた際に違和感などなかったですか。
そうですね。そんなに違いは感じられませんでしたが、ちょっと違うなという程度です。
セミドライイーストは保存・計量においてすごく便利じゃないですか。
キャップが付いているから使用後にしっかりと封を出来るし、インスタントドライイースト同様にサラサラとしているので0.1mg単位での計量にも優れていますよね。
イースト臭も生イーストと比べて少ないのも良いですね。小麦の香りを感じていただきやすい。
ハード系のパン=VC(ビタミンC)が入っていないといけないという考え方ってあるじゃないですか、VC抜きの方がかえって変な癖がない。いいな。やり易いな。無しでも製法次第でいけるなって。
※セミドライイースト リロンデル1895はVC抜き。使用原材料は、パン酵母と乳化剤のみ。
そんな考えのもと、インスタントドライイーストも使わなくなり、使用しているイーストはゼミドライイーストのみとなりました。
■リロンデル1895を使うにあたり、何か違和感などありましたか。
ないですね。
もともと生イーストをセミドライイーストに切り替えて使っていましたし、その延長線上って感じでした。
いざテストしてみると、生地を仕込んで冷蔵で2日間ぐらいはひっぱれるなって。
5℃以下の温度帯に入ったときはリロンデル1895の焼き上がりはとても良い感じです。
その温度帯での僕個人的な使用感は、生イースト≦セミドライイースト。
さらにセミドライイースト≦セミドライイーストリロンデル1895の方が優秀ではと感じます。
■実際に生地を仕込んでオーバーナイトで2日間ひっぱることってありますか。
ピザ生地のみ2日間は行っています。
それ以外の生地は基本的に、前日仕込んで翌日焼き切る。
■ピザ生地以外ではどんな生地にお使いですか。
ブリオッシュ、フランスパンの一部、
ポーリッシュ種で使用しています。