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"ココロ・カラダに、おいしい毎日"
~北海道帯広市 株式会社斎藤農場 斎藤一成さん編~
2019年7月16日(火曜日)曇り時々晴れ
2018年株式会社トクラ大阪にて開催した『とかち小麦ヌーヴォー』講習会。
講師はパンデュース米山シェフ、ベッカライビオブロート松崎シェフ、そして北海道より農業家の斎藤さんをお招きして行わせていただきました。
その時のお話がとても印象的で、今度北海道に行く機会があれば、ぜひお邪魔してみたいと思っていた斎藤さんの農場へ行ってまいりました。
緑肥になるクローバーが麦と共生。
有機JASで認められた肥料しか散布できない圃場。
有機JASの小麦圃場=小麦と雑草が一緒になっているといったイメージだったのですが、斎藤さんの圃場はキレイ!この一言に尽きます!
本別の土蔵さん、小島さん同様に、斎藤さんの圃場も春先の水不足~日照時間が短く小麦を育てるのには厳しい年だったようです。
しかし、昨年同様の量は収穫ができるのではと仰っていました。
『とかち小麦ヌーヴォー』講習会の時に斎藤さんが仰っていた言葉通りなのだと、実感した次第です。
以下、講習会時のコメントです。
天候不良な日が続いた時でも、オーガニックの畑はそれほど悪くなかった。(被害が少なかった)
酢・石灰・残菜物などの有機肥料を使用することで菌が活性する。
良い菌の活動が活発になるので畑の土がとても良い状態になる。
土壌が良いと育つ作物も良い物が収穫できるのですよ。
斎藤さんの農園では小麦の他に、とうもろこし、にんじん、じゃがいもなども栽培されています。
今の有機の野菜は、おいしいものがほとんどです。
有機認証されている肥料を選び、使えるものは使っていく。
きちんと考えて育てないと、土壌の栄養すら足りなくなり、その畑で採れる野菜の味は薄くなってしまいます。
農作物にも成績があり、結局のところ育てる側の力量次第なんですと。
小麦畑を見させていただいて、倉庫でお話をお伺いしていると「ベビーコーン食べる??」 もちろん食べます!いただきます!と。
BBQのコンロに炭を入れ、火をつけて、穫れたてホヤホヤのベビーコーンを焼いて頂きました。
コリコリした食感と口いっぱいに広がる甘さと瑞々しさ。
斎藤さんのお子さんはおやつ代わりに毎日食べているそうです。
羨ましい限りです。
有機で小麦や、野菜を栽培する大変さ...それに果敢にチャレンジされている斎藤さん。
いつか斎藤さんの作った有機小麦をママパンで販売できればと切に願うばかりです。