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"ココロ・カラダに、おいしい毎日"
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ドライフルーツ&ナッツ類について
フルーツの甘みと酸味はパンとよく合います。
生のフルーツや缶詰のフルーツ加工品は果肉が柔らかく香りも弱いのですが、ドライフルーツは乾燥させて水分を抜いたことによって果肉が硬く締まり、味が濃厚になっています。
また、洋酒などで浸け込むことでその風味も付与することが出来ますので、一般的にパンにはドライフルーツを使用することが多いです。
ドライフルーツ類は、そのまま混ぜ込むとパン生地中の水分を奪ってパン自体がパサついたりしますので、事前に下処理をしてから使用することが一般的です。
ナッツ類はパンに香ばしい香りと風味、食感を与える素材です。
多くの場合、刻んだり粉末にしたりして、パン生地に混ぜ込んだりトッピングに使用します。
ナッツ類は「酸化」が早いので使う分だけをお買い求めいただいて、出来るだけ早いうちに使い切るのが理想です。
保存する場合は、チャック式のビニール袋などに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
「食品に起こる酸化」とは?
食品は製造から時間が経つほど見た目や風味、栄養的な価値が損なわれていくことが多く、「劣化」を引き起こす要因のほとんどが食品中の成分の酸化です。
酸化しやすい成分には、「脂質」「アミノ酸」「色素」「フレーバー(香料)」などがあります。
【ドライフルーツ類】も【ナッツ類】も美味しさや見た目の綺麗さの付与に大きく貢献しますが、加える量やタイミングによっては逆効果にもなりかねません。
パン生地は膨らみますが、当然【ドライフルーツ類】も【ナッツ類】も膨らみはしません。
例)
強力粉1,000gで生地総重量約1,800gの「食パン」をつくるところを、レーズンを対粉50%加えて「レーズン食パン」をつくる場合。
レーズンを含めたパン生地の総重量を同じ約1,800gくらいで考えると粉量が800g、対粉50%なのでレーズンが400gになります。
この場合、粉量は200gの減少ですがパン生地としてはレーズン量の400gが減少します。
同じ生地量ですが具材の分「膨らむパン生地の量」が減るので、焼き上がりのボリュームも低くなります。
具体的な配合例
食パン | レーズン入 | レーズン入 | |
強力粉 | 1,000g | 800g | 1,000g |
上白糖 | 60g | 48g | 60g |
塩 | 20g | 16g | 20g |
スキムミルク | 20g | 16g | 20g |
イースト(金) | 12g | 9.6g | 12g |
水 | 680g | 544g | 680g |
無塩バター | 60g | 48g | 60g |
レーズン | ー | 400g | 500g |
生地総量 | 1,852g | 1,881.6g | 2,352g (127%) |
レーズンなどの混ぜ物をする場合は、一般的には通常の食パン生地より1.2~1.3倍量の総生地量が目安となります。
具材の量をもっとたくさん入れたい場合などは、1.5倍量を目安にしていただければ良いのですが、余りにも具材が多過ぎるとグルテン組織を分断してしまい、炭酸ガスの保持力が弱まって窯伸びせずボリューム低下に繋がりますので、加えるタイミングや方法にもご注意ください。
具体的な配合例
食パン | レーズン入 | レーズン入 | |
強力粉 | 1,000g | 800g | 1,000g |
上白糖 | 60g | 48g | 60g |
塩 | 20g | 16g | 20g |
スキムミルク | 20g | 16g | 20g |
イースト(金) | 12g | 9.6g | 12g |
水 | 680g | 544g | 680g |
無塩バター | 60g | 48g | 60g |
レーズン | ー | 400g | 500g |
生地総量 | 1,852g | 1,881.6g | 2,352g(127%) |
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